「自分らしく生きろ」って昔っから聞かされていた言葉
学校の先生が言っていたり
テレビをつけたら、スポーツ選手が言っていたり
本屋に行けば、表紙にかかれていたり
当時は「自分の人生なんだから自分らしいに決まっているじゃないか」と思っていて
どういう意味の言葉なのかわからなかった
けどその言葉の意味を30年弱生きてきて今やっとわかった気がする
いままで自分が自分らしくなかったってやっと気付かされた
進路を決めるときも、親や先生が喜ぶ学校に行く
就活をするときも、親や教授が喜んで、世間からすごいと言われる名の知れた企業に就職する
周りを伺ってしまって、当たり障りのない返答とか、相手が気に入るであろう言葉で返答をする
周りの人が納得してくれる判断をして、あたかも自分が決めたかのように錯覚してしまっている
そうやって生きてきた
生きてきてしまった
今までそれが普通だったし、社会(人と人の関わり)で生きるすべであり良好な方法だと思っていた
おそらく心の奥の方には、自分のうちから湧き出ているものがあるはずなのに、
けど何重ものフィルターが形成されてしまっていて、
自分の意見をいざ求められると口籠ってしまう
それどころか自分でも自分が何を思っているのか/何を考えているのかわからなくなっている
まだまだフィルターだらけの心だし
この生き方が抜け切らないけど
自分の心が動いたことを自分でしっかり拾ってあげたい
少しずつでも「自分らしく生きる」に近づけるように
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